【脂性肌・インナードライ肌】崩れにくいメイク方法とおすすめファンデーション8選+おすすめパウダー2選
脂性肌向けのメイク解説は巷でたくさん出ていますが、一般的な脂性肌のメイク解説を実践しても実際は結構崩れませんか?私もいろいろな情報を試してきて、長年よいメイク方法が見つからず、夏のメイクが嫌で仕方がありませんでした。
10代の頃から皮脂やメイクの皮脂崩れに悩まされていた、そんな私が、長い時間をかけてやっと辿りついたメイク方法を、皆様に共有します。
- 脂性肌の原因
- 脂性肌・インナードライ肌でも崩れにくいメイク方法
- 【脂性肌・インナードライ肌向け】ファンデーションの種類
- パウダーの乗せ方
- キープミスト
- まとめ
脂性肌の原因
脂性肌の原因はいくつかあります。従来、脂性肌というのは多くが遺伝的なものと言われていますが、食生活やホルモンバランスの乱れ、ストレスなども要因の一部になります。
これら、環境に由来する脂性肌の場合は、原因となる環境を改善すれば次第に皮脂分泌は落ち着いてくるでしょう。
その他に、一見脂性肌のように皮脂分泌が多いのに、実は肌が乾燥していて皮脂分泌が多くなっている『インナードライ肌』という肌質の方がいます。
皮脂の多さは何かと厄介ですが、インナードライ肌の方の皮脂分泌が多くなるのは、肌内部の潤い不足、バリア機能の低下が皮脂分泌を促し、皮脂がバリア機能を補おうとしている、実は肌を守ろうとしているありがたい存在なのです。
脂性肌・インナードライ肌のスキンケアに詳しい解説については
脂性肌・インナードライ肌でも崩れにくいメイク方法
では、さっそく脂性肌・インナードライ肌の方へ、おすすめなメイク方法を解説するのですが、夏の脂性肌・インナードライ肌にとって、夏は肌が不安定になりがちな季節でもあります。べたつくからと、おろそかにせず、メイク前のスキンケアはしっかり行いましょう。
スキンケア済ませた後は
スキンケアをすませた後は、完全に肌になじむまでおいておきましょう。10分ほどおくのが望ましいです。なじんだ後や、時間がない時も必ず軽くティッシュオフをして、肌に残った余分な水分や油分を取り除きましょう。肌に余分なものが載ったままメイクをしてしまうとメイクが寄れる原因となります。
日焼け止めと化粧下地
スキンケアの後は最初に日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めは、塗った後さらさらになるものがおすすめです。化粧下地には色がついているものが多いので、日焼け止めのあとに塗ります。
化粧下地も、極力薄く塗ります。コントロールカラーなど下地でカバーをしたい箇所には、一気に量を塗るのではなく、薄く塗って足りないと感じる部分に重ね塗りを繰り返します。
そうする事でムラになりにくく崩れにくい土台ができます。日焼け止めも化粧下地も薄く塗るので、化粧下地も日焼け止め効果のあるものを選ぶとより効果的です。
夏の日差しに日焼け止め・化粧下地は必須!!
夏の日差しは、肌に老化をもたらします。外に出る時は必ず日焼け止めは塗るようにしましょう。
そして、『必ず絶対崩したくない!』という日のメイクでは、皮脂テカリを防ぐ化粧下地が必須です。また、リキッドファンデーションを使用する際は、肌に直接のせてしまうと負担がかかってしまうので、必ず使用するようにしましょう。
ミネラルファンデーション使用の際は、日焼け止めの上に直接塗って問題ありません。
おすすめ下地👇別リンク
【脂性肌・インナードライ肌向け】ファンデーションの種類
脂性肌・インナードライ肌の方向けのファンデーションの種類は4種類です。
それぞれのファンデーションの種類と特徴、おすすめな使い方を解説します。さらに脂性肌の私が使用して、自信をもっておすすめするファンデーションを8つご紹介します。
パウダーファンデーション
油分が少ないく、皮脂を吸収しやすい。
オイリー肌におすすめと言われる。
肌の負担が軽い。でも粉っぽくなる。
【脂性肌・インナードライ肌】おすすめパウダーファンデーション
M・A・C ライトフルC3ナチュラルシルクパウダーファンデーション
シルクのような滑らかでしっとりした質感のパウダーが、内側から湧き出るようなツヤ肌を演出します。皮脂吸着パウダーが配合されていて余分な皮脂を吸着して、長時間テカりにくく、毛穴カバーもしっかりとしてくれます。
このファンデを使用したときに肌のツヤ感を褒められる事が多いので、ツヤ肌が好きな人にとてもおすすめなファンデーションです。
エスプリーク シンクロフィットパクト
引用元:amazon.co.jp
エスプリークのパウダーファンデーションは優秀なものが多く、薄付きでしっかりと密着し、崩れにくい物がばかりなので、若い頃から使用しています。
新作(2023,8現在)のシンクロフィットパクトも薄付きでとても軽い着け心地なのがとても気に入りました。カバー力は少し弱めなのでコンシーラーは必須ですが、崩れにくく夏の普段使いにおすすめなファンデーションです。
リキッドファンデーション
油分の割合が多く、伸びが良く肌に密着しやすい。
カバー力が高い。
量を調節することで、質感を変えられる。
二層タイプじゃないものに、優秀な崩れにくさをも
つものが多い。
【脂性肌・インナードライ肌】おすすめリキッドファンデーション
コスメデコルテ ZENウェアフルイド
引用元:ゼン ウェア フルイド N26 | DECORTÉ(コスメデコルテ)公式オンラインブティック
私が脂性肌・インナードライ肌にお悩みな人におすすめしたいファンデーション1位はこの 『ZENウエアフルイド』です。
薄く肌にのばしたあとの肌へ密着感が一味違います。
カバー力が高いのに着け心地はとても軽く、みずみずしく素肌っぽく仕上がります。つける量を調節すればカジュアルにも上品にも仕上げることができる万能なファンデーションです。
あせ・皮脂・こすれ・高温多湿に強く、もちろん長時間つけているとテカリはしますが、脂性肌のわたしがティッシュオフだけで1日大丈夫なんです!
1日中真夏の屋外にいても、夜までファンデーションがきれいに残っている!こんなファンデーションは初めてです。一生使い続けるかもしれません。
メイクアップフォーエバー マットベルベットスキン リキッド
ZENウエアフルイドが出るまで、ここ数年、夏はずっとこれを使ってました。
クリーム状のファンデーションなのですが、めちゃくちゃ軽い着け心地で、薄くつけても毛穴まで隠れるカバー力はすごいです。
余分な皮脂を吸着するパウダー配合で、テカりにくくマット肌をつくります。光を反射し、元からキレイな肌のような仕上がりに。
少し乾燥しやすいので、インナードライ肌の人は注意が必要かもしれません。
クッションファンデーション
水分量が多く、保湿力が高めのものが多い。
みずみずしいく、下地をつけなくてもきれいにつけ
やすい。
手を汚さずにすむため、時短メイクにおすすめ。
自然なツヤ感を手軽に作る事が出来る。
【脂性肌・インナードライ肌】おすすめクッションファンデーション
セザンヌ クッションファンデーション
引用元:Amazon.co.jp
このクオリティーでこの価格って、いいんですか?!セザンヌさん!と思わず叫んでしまいたくなるコスパ最強クッションファンデーションです。
5種類*1の保湿成分と高保湿オイル配合で、肌に優しいのに、崩れない!時間がたつとテカリはするものの、汚くくずれません!ティッシュオフをしても汚くならない!
ティッシュオフ後、このクッションファンデーションを重ねて軽くパウダーをはたけば、きれーーいに朝の仕上がりに元通り!
感動の一言です。
*1スクワラン、セラミドNP、ベルガモット果実エキス、ヒアルロン酸Na、アーチチョーク葉エキス
アディクション スキンリフレクト ラスティング UV クッションファンデーション SPF 50+
引用元:Amazon.co.jp
脂性肌の私にはクッションファンデーションのツヤが中々と使いずらかったのですが、その印象を覆してくれた神ファンデーション。
しっかりとしたカバー力なのにとても薄付きで、セミマットな質感で、とても上品な肌に仕上がります。崩れにくさとマスクにファンデーションがつかなかった事が自分の中で高得点です。
最後にパウダーは必要ですが、マスクにもつきにくかったことに感動したクッションファンデーションです。
ミネラルファンデーション
化学成分を使わずに、天然のミネラル(鉱物)、酸
ラルを主成分としたファンデーションのこと。肌に
優しく、落としやすさもピカイチ。シンプルな成分
なのに落ちにくい物が多い。
化粧直しもきれいに仕上がる。そして、すっぴんの肌がきれいな人のような仕上がりになる。
【脂性肌】おすすめミネラルファンデーション
ベアミネラル オリジナルファンデーション
引用元:@cosme SHOPPNG
元祖ミネラルファンデーションのベアミネラルのオリジナルファンデーション。5種類の鉱物(ミネラル成分*1)のみを使用し、軽やかでやさしいつけ心地です。
パウダーなんですが、着け心地はクリーミーで肌になじんでいきます。気になる部分はカバーしつつ、きれいなすっぴん肌を演出します。
とにかくツヤ感がめちゃくちゃキレイなので、ぜひ使ってみてほしいミネラルファンデーションの1つです。
石鹸だけでは落ちにくいので、軽いクレンジングが必要になるかと思います。
レイチェルワイン ミネラルファンデーション
引用元:レイチェルワイン公式サイト
ミネラルファンデーションの中でこのカバー力と崩れにくさはすごいです。
肌に優しいのはもちろんなんですが、ミネラルファンデーションで私の大きな毛穴をカバーするの難しく、諦めていましたが、レイチェルワインのミネラルファンデーションは私の毛穴をかなり隠してくれるんです!
クリーミーな着け心地で、ナチュラルにきれいに見せてくれます。
ミネラルファンデーションの中では崩れにくさもピカイチで、脂性肌の肌でもずっと残ってくれています。くずれてもきれいな崩れ方なのも嬉しいポイント。
専用のブラシがふわふわで使い心地が最高なのもおすすめな理由の一つです。
脂性肌さんにおすすめなのはリキッドファンデーションとミネラルファンデーション
崩れにくさの面からいうと、リキッドファンデーションが圧倒的におすすめです。今は、優秀なファンデーションがたくさんあります。その中でもきちんと厳選したファンデーションを使用すると肌に密着、多少皮脂が出てもびくともしないファンデーションがあるからです。
ミネラルファンデーションは、肌に負担のかかりにくいシンプルな成分で作られているのにとても崩れにく、崩れても汚くならないものが多かったのでメイク直しもきれいに楽にできます。メイクを落としやすいのも肌にやさしくておすすめです。
パウダーの乗せ方
リキッドファンデーション、クッションファンデーションを使用している人にパウダーは必須です。
パウダーをはたいてファンデーションを固定しないと汗や皮脂でメイクが寄れてしまいます。
崩れにくさ重視の場合はパフ
崩れにくさを求める場合はパフを利用しましょう。
規定量をパフに取ったら、しっかりとパフをもんで、パウダーをパフ内部・全体に行きわたらせます。
もみこんだら、皮脂の出やすい頬からフェイスライン、鼻、
仕上がり重視の場合はブラシ
パウダーをはたく際、パフとブラシではたく方法がありますが、崩れにくさ重視の場合はパフ、仕上がり重視の場合はブラシなど、使い分けましょう。
パフはつるつる透明感の陶器肌。ブラシはきれいなツヤ感で若々しく。
【脂性肌】おすすめパウダー
ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N
引用元:@cosme SHOPPNG
言わずと知れた超有名パウダー、NARSの『ライトリフレクティングセッティングパウダー』
これは本当に崩れにくく、ベールをまとったようなツヤ感がワンランクきれいな肌に見せてくれます。
このパウダーをきれいにつけるコツは、付属のパフではなくブラシを使うところ!かたくプレスしてあるので、パフでつけるのは元々難しく、ブラシを使って使用することを美容部員さんにもおすすめされました。
ブラシに適量パウダーつけたら、ブラシで肌を磨いていきます。すると内側からどんどんと輝いてくるツヤがの本当にキレイ!これを体感したらもうこのパウダーは放せなくなります!
皮脂吸着も素晴らしく、テカリにくく崩れにくいので、脂性肌の方にお勧めしたいパウダーです。
※少し乾燥しやすいので、インナードライ肌の方はつけすぎに注意が必要です。
&be スムースパウダー
引用元:&be スムースパウダー | &be (アンドビー)公式オンラインストア
プチプラで崩れにくいパウダーと言ったらこれ一択です。
あの有名なメイクアップアーティスト『河北 裕介』さんが立ち上げたブランド『&be』。お求めやすい価格で、肌に優しい商品を展開しているブランドです。
そんな&beのスムースパウダーはとにかく肌をさらさらにしてくれるパウダーです。テカリを抑え、化粧持ちがとてもよくなります。マスクの内側にあらかじめつけておくと、化粧がマスクにつかなくなったのは感動しました。
シリカやマイカなどの鉱物成分をメインに配合されていて、肌に優しく、顔だけじゃなく身体や髪にまで全身に使用できるのが嬉しいポイントです。
とにかくテカりたくない!という人におすすめなパウダーです。
キープミスト
メイクの仕上げにキープミストを振りかけて、がっちりメイクを肌に密着させるのもおススメです。メイク後のキープミストは、潤いを与えるものを使ってしまうと、時間がたつと寄れやすくなるため、皮脂分泌を防ぐさっぱりとしたものを利用しましょう。
ちなみに筆者は、パウダーをはたいた後にキープミストではなく、アベンヌウォーターを使用しています。アベンヌウォーターはただの温泉水なので使った直後は少し乾燥しますが、20~30分もすれば気にならなくなります。きっちりメイクを肌に密着させ、固定してくれるのでおすすめです。(肌の乾燥が気になる方はお控えください。)
まとめ
夏は脂性肌の方にとって、暑さだけではなく、皮脂量の増加やメイク崩れなどとてもストレスのかかる季節です。
ストレスのかかる季節ではありますが、夏は楽しいイベントが盛りだくさんの楽しい季節でもあります。皮脂に悩まされ、楽しめないのはもったいないですね。
皮脂がでても、メイクが崩れても汚くならないように事前準備をしておくことがストレスを溜めない1番の秘訣です。
長年脂性肌に悩まされてきた筆者が、今まで必死に勉強してきた事や研究してきた脂性肌におすすめなメイク方法と、ファンデーションをご紹介しました。
脂性肌の悩みについて、まだまだここには書ききれない知識やテクニックなどがありますので、また改めて掲載したいと思ってます。
【脂性肌・インナードライ肌】もう絶対ベタつかない!夏のお手入れ方法とは?
脂性肌・インナードライの方は、普段から洗顔をしっかりしたり、スキンケアをがんばったりと、美意識が高い人が多い印象です。
美意識が高いがゆえに、がんばりすぎてしまう傾向が・・・
キレイになるためにがんばっているのに、合わないスキンケアや、洗顔・ピーリングなどで、知らず知らずのうちに肌に負担をかけてしまうことに・・・
こんなに毎日頑張っているのに毎年夏になると、大量の皮脂や毛穴の開き、ニキビが増えるなど、敏感な肌の悩みは一向に消えない・・・そうなると夏は毎日が憂鬱になりますよね。
そんな方に向けて!楽しい夏を、肌悩みを気にせず楽しむために!
今回は夏のベタつきの原因と予防、ケアの仕方を解説いたします。
なぜこんなにベタつくの?!ベタつきの原因とは?!
化粧品よるベタつき
インナードライ肌の方は、肌内部の水分量が足りないからと意識して、夏でも保湿のために油分の多いスキンケアをしている人をよく見かけます。それだとスキンケアから時間がたつと肌がベタついてきてしまいます。
油分で蓋をしたところで、天然の保湿因子が自分の肌から分泌されるのですから、脂性肌やインナードライ肌の方には夏の油分の多い化粧品はあまりおすすめできません。
汗や皮脂
汗や皮脂が出た後に、そのまま放置してないですか?そのままにしておくと蓄積されてベタつきがひどくなるだけでなく、酸化した皮脂が肌に刺激になり様々なトラブルを引き起こす原因にもなります。
乾燥
インナードライ肌で皮脂が多い人は、肌内部の水分量が少ないため、少ない水分を蒸発させないために皮脂を出して守ってくれています。夏はその皮脂量が増えてしまうため、一見乾燥していないようでも、実は肌内部は乾燥している・・・なんてことも。
気温や湿度の高さ
健康な人なら、暑いと汗をかき、皮脂量も増加します。これは人間なら正常な反応です。ただ脂性肌やインナードライ肌の人は、人より少しその量が多いだけです。気にしにしすぎるとストレスの原因になってしまいますので、あまり気にしないことも大切です。
食事やストレスなどの生活習慣
揚げ物などの油分の多い食事や、ストレスを溜めることも皮脂分泌を活発にさせる要因に。冷房の効いた部屋で体が冷えたりするとターンオーバーが乱れにもつながります。
脂性肌・インナードライ肌のひとには一番大事なスキンケアは洗顔!!
脂性肌・インナードライ肌の人にとってスキンケアで一番大事なことは洗顔です。
脂性肌・インナードライ肌の方は美意識が高い方が多い傾向があるので、洗顔もがんばってしまう人が少なくないのですが、洗浄力が強すぎるクレンジングや洗顔料の使用はやめましょう。
洗浄力の強い物は、汚れだけでなく皮脂や角質を取りすぎてしまいます。そうなると肌のターンオーバーが乱れやすくなり、肌が乾燥している!と、身体は皮脂を出そうとがんばってしまいます。
そうなるとますます皮脂分泌量が増えて悪循環に・・・
洗顔料などを使用しての洗顔は夜の1日1回だけで十分です。。優しいクレンジングで優しくメイクを落としてあげてください。
ノーメイクで過ごす日は洗顔料もいらない
メークをしないで家で1日過ごす際でも、夏はベタつきを感じて不快に思う人も多いと思います。
そんな時は、水洗顔!
洗顔のしすぎは良くないと言いますが、洗顔料を使わなければ何回洗顔しても大丈夫です。
水洗顔のあとは化粧水のみのシンプルケア。化粧水だけだと多少つっぱったりするかもしれませんが、30分もすれば天然の保湿因子である皮脂が肌表面を潤し、肌バリアを形成してくれます。
どうしても化粧水だけだと乾燥する場合は美容液やクリームなどをうすーく塗ってください。
メイクをした日の洗顔はクレンジングだけ!
クレンジングの後に洗顔料を用いた洗顔が一般的ですが、クレンジングを使用した際はダブル洗顔は不要です。
2回も洗顔するのは洗いすぎで必要以上に皮脂を取り除いてしまいます。『クレンジングの後に洗顔料で残ったクレンジングを取り除かないのは気持ち悪い・メイクが残るじゃないか?』と思う方も多いと思います。
結論から申しますと、クレンジングだけでメイクは落ちます。そして使うクレンジングを植物油脂系のクレンジングに変えればクレンジング後の不快感もなくなります。
植物油脂系のクレンジングは、サラッとしている物が多く、メイクになじませた後、お湯で流すと肌に必要な油分は残しながら、スッとメイクや汚れが流れ落ちていきます。ダブル洗顔は不要です。
クレンジングの際は肌をこすりすぎないように優しく肌になじませメイクを浮き上がらせましょう。
おひさまでつくったクレンジングオイル
日本産のコメヌカオイルをベースに作られた、植物由来のオイルクレンジング。ヒアルロン酸の5倍以上の保水力を持つ熊本県産スイゼンジノリから抽出した、天然の多糖体を配合していて、お肌に必要な潤いを残しながらクレンジングができます。
とっても肌に優しい分、少しクレンジング力が弱いので、ナチュラルメイク時の利用をおすすめします。
アルガンビューティークレンジングオイル
こちらもコメヌカ油をベースにしたクレンジングオイル。ピュアアルガンオイルを10%配合していて、優しくお肌になじみ、しっとりさっぱりと洗い上げてくれます。
マミーサンゴ紅花クレンジングオイル
オレイン酸を含んだ紅花オイルをベースにしたクレンジングオイル。皮脂や古い角質、角栓まで浮き上がらせてクレンジングできるのに、洗い上りはしっとりモチモチ肌に。
無印良品オイルクレンジング敏感肌用
オリーブ油をメインに、オイル成分の100%を植物性で作られた、肌に優しいクレンジングオイル。無香料・無着色・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリー。肌にとっても優しいのに、200mlで950円と大変コスパがいいのでひっしゃは毎日これを使用しています。おすすめです。
菊正宗RiceMade+マイルドクレンジングオイル
オイル成分100%植物由来。トウモロコシ胚芽油をベースにお米由来の成分*1を配合。保湿にこだわったクレンジングオイルです。しっかりメイクや毛穴角栓・黒ずみ汚れを浮かせて落として、しっとり透明感のある肌へ導きます。
*1コメヌカスフィンゴ糖脂質、イノシトール、フェルラ酸、コメヌカ油、コメ胚芽油
オイルクレンジングは肌によくないって聞いたけど?!
オイルクレンジングが肌によくないと言われている原因は、使用されている主成分がミネラルオイルなどの鉱物油系オイルの場合、洗浄力・脱脂力が強すぎるからと言われています。
そして製品によっては肌に被膜感が残る物もあるため、ダブル洗顔が必要になるのです。
植物油脂系クレンジングは、植物の油脂を主成分としたオイルを使用したクレンジング剤です。
鉱物油ベースのクレンジングよりも、メイクは落ちずらいですが、植物油脂系クレンジングは
- 乾燥しにくい
- お肌を柔らかく整える効果
- 植物油の持つ美容効果が期待できる
以上の理由から、とても肌に優しくクレンジングができます。
潤いを保ちながらベタつかないスキンケアとは?!
肌の潤いは水分を補給
1日家で過ごす場合は、水洗顔の後は化粧水だけで十分ですが、メイクをする場合はしっかりと保湿をしましょう。ベタつくから保湿をおろそかにしてメイクをすると、日焼け止めやメイク、外部刺激によって肌が乾燥し、ますます皮脂を作り出してしまうことに・・・
化粧水、美容液の後は、乳液のような軽めの油分で肌に蓋をしてください。
その際も量は控えめにして肌に残らないようにする事が、ベタつきを抑えるコツです。
シートパックをすることも肌に水分を与える事ができるのでおすすめです。パック後、肌に残った美容液はティッシュなどで優しく抑えるように取り除いてください。肌に美容液を大量に残したままメイクをしてしまうと、ドロドロにメイクが崩れる原因になります。
また、時間がたつと乾燥してくるという人は化粧水ミストを持ち歩き、乾燥を感じた時や、化粧を直す時に一振りして、こまめに水分補給をしましょう。
化粧直しの際は、皮脂をティッシュなどで拭った後に一振り。化粧直しが楽にきれいに仕上がるので、一石二鳥です。
脂性肌・インナードライ肌の人のメイク直し
出来ればメイクがドロドロになる前に余分な皮脂を取ってパウダーをはたけば、手間も仕上がりも綺麗なのですが、脂性肌・インナードライ肌の方は普通肌の人などに比べて皮脂が出るスピードが早いので、仕事や外出時にはそうは言ってられません。
最後に、ドロドロにメイクが崩れた際のメイク直しのおすすめの方法を解説します。
油取り紙を使うと皮脂を取りすぎてしまう・・・と一般的に言われていますね。
ですが、ここでおススメするメイク直しの方法では油取り紙、使用していただいて大丈夫です!
なぜなら、最初に皮脂やドロドロに溶けたファンデーションがきちんと取り除けていないとせっかくメイクを直しても綺麗に仕上がらないからです。
もちろん、ティッシュで皮脂とファンデーションを取り除いても大丈夫です。
水分補給に化粧水ミスト
皮脂とファンデーションを取り除けたら、次に行うのは水分補給。
化粧水ミストを使用すると便利です。
①顔全体にまんべんなく、吹きかけます。
そして清潔な手で、肌に優しく押し付けるようになじませていきましょう。
この時、こすらないように注意してください。
②多めにミストを振りかけたので、肌にミストが残っていると思います。
残ったミストをティッシュを当てて優しく取り除きましょう。
メイク直し用のファンデーションはクッションファンデーションがおすすめ!!
化粧水ミストで水分補給をしたら、次はファンデーションを塗り直します。
ここでおススメなのが、
手を汚さずにファンデーションが塗り直せる
- 『クッションファンデーション』
- 『パウダーファンデーション』
の2つです。
塗る際は、うす塗りを意識して、厚くならないように気を付けてください。
厚塗りになるとメイク直しをしてもすぐにドロドロになってしまいますよ。
仕上げのパウダーは少量で薄く抑える
クッションファンデーションの場合は、仕上げにパウダーをパフで抑えます。
皮脂量が多い人はついついパウダーを多くのせてしまいがちです。
パウダーが多すぎると粉っぽくのっぺりした仕上がりになってしまうため、老けた印象になっていしまいます。パウダーで抑える際は少なめに抑えるようにしましょう。
まとめ
夏の日差しや暑さは肌やメイクにとって非常に相性が悪いです。
秋以降に、夏のダメージを残さないようにスキンケアはしっかりとすることが大事になります。
肌を優しくいたわりながら植物油脂系クレンジングをし、肌に水分を与え潤い重視のスキンケアで肌の水分量を増やしていく事が出すぎる皮脂に対する対処法になります。
そしてメイクをする時は、肌に余分な油分が残らないようにスキンケアをしてからメイクをするようにしましょう。
皮脂に悩むことの多い脂性肌やインナードライ肌の方には、皮脂は厄介以外のなにものでもありませんが、本来皮脂は肌の潤いを守ってくれる大切な天然保湿因子です。
自分の皮脂と上手に向き合いながら楽しく夏を乗り切りましょう。
【厳選】ドラックストアで買える!紫外線吸収剤不使用のプチプラ日焼け止めおすすめ9選
日焼け止めには一般的に、紫外線吸収剤を使用しているものと、紫外線吸収剤を一切使用せず、代わりにノンケミカルと呼ばれている紫外線散乱剤を使っているものの2種類があります。
紫外線吸収剤が使われているものは刺激が強く、乾燥やニキビ、敏感肌などのトラブルを抱えているお肌に日焼け止めは負担になります。
反対に紫外線吸収剤不使用のものは、赤ちゃんの肌にも使用できる肌に優しい日焼け止めとして、トラブル肌にも使用できるものが多く販売されています。
ドラックストアでも購入できるものを厳選し『【タイプ別】プチプラおすすめの日焼け止め9選』をご紹介いたします。
- 【紫外線吸収剤不使用】石鹸で落ちる日焼け止め
- 【紫外線吸収剤不使用】ウォータープルーフの日焼け止め
- 【紫外線吸収剤不使用】酸化亜鉛不使用の日焼け止め
- 【紫外線吸収剤不使用】使い心地のいい日焼け止め
- 【紫外線吸収剤不使用】高SPFの日焼け止め
- まとめ
【紫外線吸収剤不使用】石鹸で落ちる日焼け止め
敏感肌の方にはクレンジングは肌に負担になることも。落としやすさは重要なポイントです。ここでは石鹸で落とせる日焼け止めをご紹介します。
キュレルUVカットデイバリアUVローション 60ml
乾燥性敏感肌のための『紫外線吸収剤不使用』、『アルコールフリー』、『無香料』、『無着色』の低刺激設計。セラミド機能成分(*1)、ユーカリエキス、アスナロエキス配合で、日焼け止めにありがちな肌のきしみ感を感じさせず夕方まで乾燥しないので乾燥肌の方におすすめです。
*1 ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド
より詳しい内容は公式サイトでチェック!
ミノンUVマイルドミルク80ml
SPF50、PA++++と高い紫外線カット効果のある医薬部外品の日焼け止め。低刺激なのにウォータープルーフで、べたつかずサラサラな使い心地は暑い季節にはありがたい!肌荒れ防止成分(*1)配合で敏感肌の方には嬉しい処方。顔にも体にも、小さなお子様から使用できます。
*1 有効成分グリチルリチン酸2K
より詳しい内容は公式サイトでチェック!
【紫外線吸収剤不使用】ウォータープルーフの日焼け止め
せっかく紫外線吸収剤を使わない日焼け止めを塗っても、汗や皮脂で落ちてしまったら日焼けしてしまいますよね。ここでは紫外線吸収剤不使用で、海やプールでも落ちにくいウォータープルーフの日焼け止めをご紹介いたします。
ビオレUVキッズピュアミルク70ml
子供の肌のために開発した肌に優しい紫外線吸収剤不使用の日焼け止め。汗・水・こすれに強くウォータープルーフ処方。ビオレさんが独自開発したミネラルバリア(*1)が紫外線をはねかえします。一部の美容系YouTuberが実験し本当に焼けない事を実証してくれました。
*1 紫外線散乱剤を含むUVブロック膜
より詳しい内容は公式サイトでチェック!
石澤研究所 紫外線予報 ノンケミカル薬用美白UVクリーム 40g
SPF50、PA+++としっかり紫外線をカット。さらに薬用美白成分(*1)配合でメラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぎます。みずみずしく素肌にのびるつけ心地で化粧下地にも使用できます。白で浮きせず重さもないので全身使いやすい日焼け止め。目に入ってもしみないという口コミもありました。
*1 有効成分L-アスコルビン酸2-グルコシド
より詳しい内容は公式サイトでチェック!
【紫外線吸収剤不使用】酸化亜鉛不使用の日焼け止め
紫外線散乱剤である『酸化亜鉛』一般的には肌に優しいと言われていますが、金属アレルギーの方の中の一部には、酸化亜鉛の金属成分が刺激に感じてしまう人がいます。紫外線吸収剤不使用の日焼け止めの中でも、より低刺激な『酸化亜鉛不使用の日焼け止め』を紹介します。
無印良品 日焼け止めミルク 30ml
ドラックストアには置いてないのですが、とってもおススメなので紹介させてください!無香料・無着色・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリー・紫外線吸収剤不使用で、さらにうるおい成分ヒアルロン酸Na配合!一部の敏感肌の方には刺激になる『酸化亜鉛』が配合されていないのに1,000円以下!これだけの機能で驚異のコスパの良さはすばらしいです。
より詳しい内容は公式サイトでチェック!
ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV25g
こちらは化粧下地になりますが、とても優秀な下地です。酸化亜鉛不使用なのにSPF47、PA+++という高い紫外線防止効果は素晴らしい!紫外線をしっかり防ぐだけではなく、冬場の乾燥からも守ってくれます。さらに機能性もさることながら、薄いピンク色の下地でお肌を自然な明るさにトーンアップしてくれます。ごわついた肌にもなじみやすく、ファンデーションののりがよくなります。
より詳しい内容は公式サイトでチェック!
【紫外線吸収剤不使用】使い心地のいい日焼け止め
毎日使用するものだから日焼け止めも使い心地にはこだわりたいですよね。紫外線吸収剤不使用の日焼け止めはべたつくものもあるので、ここでは夏に使いやすい、さらっとした使い心地の日焼け止めをご紹介します。
ニベアサン プロテクトウォーターミルクマイルド30ml
紫外線吸収剤不使用、アルコールフリーでSPF50、PA+++。敏感なお肌もしっかり紫外線から守ってくれます。さらっとべたつかないミルクタイプで暑い季節でも使いやすい日焼け止めです。化粧下地にも使用でき、普段使っているクレンジングや洗浄料で落とせるのも嬉しいポイント。
より詳しい内容は公式サイトでチェック!
ユースキン シソラ UVミルク40g
SPF38、PA+++で普段使いにぴったりな肌に優しい日焼け止めです。無香料・無着色・紫外線吸収剤フリー・アルコールフリーで低刺激。のびがよく、さらっとしながらもうるおっている使い心地で、紫外線などの外部刺激かたお肌を守ります。乾燥肌・敏感肌の方におすすめです。
より詳しい内容は公式サイトでチェック!
【紫外線吸収剤不使用】高SPFの日焼け止め
紫外線吸収剤を使用しない日焼け止めは、ずっと高いSPFの日焼け止めを作るのは難しいと言われていましたが、技術の進歩により、ノンケミカルでもしっかり高い紫外線防止効果を持つ日焼け止めが開発されています。今まで紹介した中でも高SPF商品はありましたが、その他の肌に優しくノンケミカルな高SPF商品をご紹介します。
アネッサパーフェクトUVマイルドミルクN60ml
SPF50、PA++++で強力に紫外線をブロックするのに、赤ちゃんから大人まで使える低刺激設計。なめらかな使い心地のテクスチャーで肌負担なく使用できるのが夏の普段使いにはちょうどいいですね。乾燥しにくく白浮きしないので化粧下地として使用できるのも嬉しいですね。石鹸で落とせるのも敏感肌の方におすすできるポイントです。
より詳しい内容は公式サイトでチェック!
まとめ
実際に私が使用しておススメできる商品をご紹介しました。
紫外線吸収剤フリーの日焼け止めは、『酸化チタン』『酸化亜鉛』で紫外線を防止します。その分肌に刺激が少なく、敏感なお肌の人も使える日焼け止めになります。
ありがたいことに、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは年々増えてきていて、優秀なアイテムもどんどん出てきています。自分に合うアイテムを見つけて強い紫外線が降り注ぐ暑い夏を乗り切っていきましょう。